これこそがまさに後悔

深夜バイトを大晦日にやるとよくないってことが分かった。年を越したって実感がないからだ。


我ながら阿保な選択をしたなって後悔している。悔やんでも遅いってことは分かってるよ「後悔」だから。下中さんと初詣に行ったら実感できるかなって思ったけど、無理だった。お守りの有り難味すら薄れてくるからこりゃマズイ。みんなからいただく年始メールも今ひとつピンとこない。返信してなくってごめんなさいね。


ただ俺、2007はいい思いをしすぎて。俺なんかには勿体無くて。「この上、俺畜生が人様並にテレビ見ながら年越していいのか」と疑念が沸き、それが自虐的な選択へとつながったのだ。2006までがあまりにも灰色な日常だったために、この愛すべき環境が怖くなってきたのだ。若さが、健康が、驕りが、無知が、無能が……。そのすべてが恐ろしくて仕方ない。だからそれを忘れたくてかき消したくて否定したくて、バイトを入れてしまった。そんなことしてもどうにもならんのに。


おぉ。俺としては近年稀に見る暗い日記だ。でもまぁいいだろ、個人ブログだし。
アイランドの本を書くという作業自体がその頃の記憶を呼び覚まして恐怖心を煽る。恐ろしくてたまらない。……だがやらなきゃならない。それを塗り替えるためにも。虚勢を張りすぎて破裂しないうちに、稚拙さも形にできる心を手に入れないといけない。そのためには、まず一文字、入力することだ。と、この気持ちを文字にした上で頑張ってみよう。