昨日みた夢の話

他人の夢の話ほど聞くに堪えない物はない。この二年、拘ってきたものがある。だがそれもそろそろ限界のようだ。理想ばかりを語っていても仕方はないし、理想しか語れないところに明日はない。そういうことだ。それぞれがそれぞれのスピードで生き急いでいる。ただそれだけのこと。俺も必要以上にそれに拘って、もう足踏みをしてはいけない。だからもうこれには拘らないし固執しない。結局俺が信じていたのは初めから今日まで俺のことだけ。きっとこれからもそうなんだろう。……という夢をみた。