久々西日暮里

荷物を取りにかつての住まいへ。
西日暮里。
舎人線(とねりせん)って新しい路線ができるそうな。
白蛇のお化けみたいな高架線路が道路の上を覆っている。
お陰で車はひしめき、空も小さくなっていた。
前の方が好きだったのにな。
んで、およそ一年ぶりに扉を開けてみたけど
俺が住んでた部屋は物置になっていた。
そらそうだ。窓がないんだもん。
あんな監獄みたいな部屋によく二年も住んでたなぁ俺。
不在の元同居人(女じゃないよ)の部屋を覗いてみると
妙なものを発見。それがこれ。

うーん木村よ。渇いた心を潤してくれるねー。
おかげで帰り道、
道に迷うお婆ちゃんに親切しちゃったじゃねーか。ばかやろー。
柄にもないことさせるんじゃないよ全く。
さて。俺もお前も
注がれる水に慢心せず、早く芽を出せるとよいのぅ。