社長が自らに課すもの

マチュアの時、一日何千字もある日記を毎日書くことを自らに課していたという作家の伊集院静。彼のエッセイを読んでいたらそう書いてあった。井の頭公園でアルバイトしていた時も、毎日走りこんでいる「引越のサカイ」のあの俳優を、俺は毎日横目で眺めていた。そういえばアノ人、意外と顔怖いよなぁ。ストイックさが顔のシワから染み出してきてる。

毎日自らに課すものが俺にはあるだろうか。誰に何を主張するでなく、己を商品として昇華しうるために課すもの。うーむ、俺が毎日やってることといえば桃鉄くらいだな。俺ったら六本木のIT企業を買い占めたくらいで、天にも昇った気分になってるのだ。あー情けなや。もっと意識を高く持たなくちゃそのうち朽ちてしまうぞバカバカ!せめて、舞浜のネズミーリゾートを買い占めるくらいの気概を持てよ。おかだ社長。

でも怠惰も物書きには必要なんじゃないかと思えてならない。勤勉実直はきっと面白みに欠けるから。なんて言いつつも、それを言い訳にしたらいけないよなァ。よう分からん、誰か教えてくれ。頭がコンガラガッテきたので、とりあえず今日もひとり桃鉄やります。とりあえず宇都宮は絶対に譲れない。